お知らせ Notice

【エネルギー】陸上自衛隊東北方面隊との間で、危機時の石油輸送力強化訓練のお知らせ

このたび、丸山株式会社(代表取締役社長・佐藤義信)は、経済産業省・資源エネルギー庁および防衛省の大規模災害対応に向けた協力の一層の推進のため、「津波防災の日(11月5日)」に関する取組の一環として、東北経済産業局および陸上自衛隊東北方面隊が平成26年11月7日(金)に実施する、「方面隊震災対処訓練(みちのくアラート2014)」において、JX日鉱日石エネルギー株式会社、出光興産株式会社と共に、広域・大規模地震・津波災害に備え、

①人命救助を行う自衛隊への石油供給の円滑化
②自衛隊による避難所等で使用する民生用石油輸送の体制強化

を目的とした同訓練に参加することをお知らせ致します。

自衛隊の燃料タンク車が民間の油槽所、製油所に入るのは、今回の訓練が初の試みとなり、

●経済産業省 ニュースリリース

~陸上自衛隊東北方面隊との間で、危機時の石油輸送協力体制を強化します~(公表日:平成26年10月14日)

陸上自衛隊東北方面隊との間で、危機時の石油輸送協力体制を強化します(METI 経済産業省)-1

<出典> 経済産業省:http://www.meti.go.jp/press/2014/10/20141014006/20141014006.html

▶参考リリース資料

<出典>経済産業省 資源エネルギー庁:詳細はこちら

<出典>東北経済産業局:詳細はこちら

<出典>全国石油業共済協同組合連合会:詳細はこちら

●背景とねらい
2011年3月の東日本大震災時には、石油の輸送が困難になり、給油が困難となる地域も多数発生しました。
そうした中、資源エネルギー庁からの要請に基づき、自衛隊がドラム缶に詰めた軽油等を被災地へと搬送し、民生用石油供給を支援しましたが、その際に様々な調整事項が発生しました。
一方、こうした石油供給インフラの被災が、自衛隊の人命救助活動に必要な燃料確保に影響を与える可能性もあらためて認識されました。

こうした経験を踏まえ、資源エネルギー庁と防衛省では、平成26年6月、防衛省の「平成26年度自衛隊統合防災演習(26JXR)」の一環として、緊急時の石油輸送円滑化に向けた初めての合同訓練を実施しました。
これに引き続き、より一層の協力推進のため、東北経済産業局と陸上自衛隊東北方面隊は、「方面隊震災対処訓練(みちのくアラート2014)」と「津波防災の日」訓練の一環として合同訓練を実施することとなり、その受け入れ先として、当社亘理中央給油所が指名されました。

亘理中央給油所は、震災当日津波の被害を受けつつも翌日から手回しでの給油、避難所へのタンクローリーでの配送を実施し、震災翌日から一日も休まずに沿岸地域の最後の砦としての使命感を持って被災地域へのエネルギー供給を実施してまいりました。

・東日本大震災における丸山グループの取り組み
http://www.maru-yama.jp/earthquake.html

●訓練の概要
宮城県沖の地震・津波発生を想定し、11月7日(金)に宮城県内の製油所等(JX日鉱日石エネルギー㈱仙台製油所、出光興産㈱塩釜油槽所、丸山㈱亘理中央給油所)を利用し、訓練を実施します。

具体的には、
①発災当初における自衛隊の活動に必要な燃料の急激な所要増大を想定し、民間油槽所において自衛隊燃料タンク車に燃料を供給
②民間燃料供給拠点において、自衛隊輸送力でなければ輸送する事が出来ない限定的な場面(被害状況により民間ローリーの補給が出来ない場面)を想定し、民間製油所等から孤立した民間燃料供給拠点に自衛隊燃料タンク車での輸送を実施し、緊急時のオペレーションの手順を訓練・確立
(※)自衛隊の燃料タンク車が民間の油槽所、製油所に入るのは、今回の訓練が初の試み

●訓練実施日:
平成26年11月7日(金)

●訓練受け入れ場所:
丸山株式会社 亘理中央給油所
http://www.maru-yama.jp/business/energy.html

丸山株式会社 広報


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